【メディア】社会人野球「ARC九州」設立会見　伊東勤総監督「都市対抗出場を」

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北九州市を本拠地に活動する社会人野球のクラブチーム「ARC九州」が13日、北九州市内で設立記者会見を開いた。プロ野球・西武で日本一に輝き、ロッテでは監督を務めた伊東勤さん（60）が総監督を務める。

　3日にJABA福岡県野球連盟への加入が日本野球連盟から承認された。チーム名は、イタリア語で虹の意味を持つ「arcobaleno」の頭3文字をチーム名に入れた。選手24人は北九州市や福岡市の企業で正社員として働きながら野球に取り組む。藤城聖太ゼネラルマネジャー（28）は「虹のような美しい色を奏でられるようなチームになってほしい」と狙いを語った。

　伊東さんはチームの目標について「野球をしたいという若い人たちに面白さ、楽しさ、難しさ、勝負の厳しさを教えていく機会ができた。都市対抗野球大会に出場したい思いもある。将来的にはプロ野球にも選手が入ってほしい」と語った。

　最初の公式戦はJABA福岡県野球連盟会長杯で、18日の1回戦ではKMGホールディングス夜須グラウンド（福岡県筑前町）で、嘉麻市バーニングヒーローズと対戦する。【藤田健志】

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